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救える命がある・・・

今日は東京商工会議所(豊島支部)主催による「普通救命講習」を池袋消防署で受講してきた。心肺蘇生、AEDによる除細動、気道異物除去を実技を通じて学ぶ講習だ。カーラーの救命曲線によると心臓停止の場合、3分後には死亡率が約50%を超えるという。つまり、応急手当は早ければ早いほど救命効果が高くなるそうだ。ダミーを使って人口呼吸や胸骨圧迫のトレーニングを行った。ダミーながら「この人を絶対助ける」という気持ちでやったことがよかったのかトレーナーから「上手ですね、以前やったことがありますか?」と褒めのお言葉をいただいた。ちなみに私は今回が初体験である。次にAEDAEDに対しては誤解していたことがあった。それはなにかというと万能機器のように考えていたこともあり、AEDのメッセージに合わせて使用さえすれば救命できるかと思っていた。ところが実際は心肺蘇生が主でAEDは補だったのだ。あらためて最後に頼れるのは人であることを認識した。講習はトレーナーのわかり易い指導によって多くを理解することが出来た。感謝したい。とはいえ、実際の現場で同じようなことができるのかはわからないが、見て見ぬふりだけはしないだろう。まだ体験したことがない方がいれば勧めようと思う。それこそ成人式などの際に国民の義務教育にしてもよいのではないかと考えるくらいだ。なぜなら救える命がそこにあるからだ。