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覚悟はしてきたつもりだが・・・

今日父が国立がん研究センター中央病院に入院した。先の検査でがんの可能性が高いと担当医に判断されたためだ。前回の14時間にわたる大手術と違って今回は3〜4時間程度の手術になると説明を受けているが、生命にまったくかかわらないものでないため不安はつきまとう。病棟の待合室では手術が終わるのを待つ家族の会話が耳に入る。誰も努めて明るく振る舞うのだが会話が途切れると重たい空気がこちらにも伝わってくる。手術の成功を祈らずにはいられない。40代になると親も60代以上になる。病気や死について覚悟していかなければならないが、そのことが現実になるとその覚悟の弱さに気づく。手術は10/5に行われる。