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生きること・・・

今日は、朝から国立がん研究センター中央病院に出掛けた。同病院は病院名の如く、がん患者を治療するために存在しているのだが、院内で見かける人たちを見ると、がんという病気がいかに多くの人たちを苦しめているのかということに気付かされる。また、懸命に生きようと治療されている人たちがいるということを思い知らされる。

父はPET検査もあったことから相当の時間がかかることが予想できた。そのため1冊の本を持参した。喜多川泰氏『

母さんのコロッケ ?懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語?

母さんのコロッケ ?懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語?

』という本だ。まだ発行して間もないのだが、喜多川氏の本という安心感からどのようなストーリーなのかを確認もせずに購入した。それにしても何という因縁だろうか、サブタイトルにあるように「懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語」なのだ。読んでいる場所も手伝って「生きること」についていつも以上に考えさせられた。

病院や本に感化されたこともあるが、みなには生きて欲しいと願わずにはいられない一日であった。